先日、ユーザーからデスクトップのショートカットをダブルクリックしても何も開かなくなってしまったと連絡が有り、調査したらLANのL2SWが故障していた。取り敢えず、予備の機器と交換して対処した。
すると、本日、そのユーザーからデスクトップの一部のショートカットが消えていると連絡があった。どうせ、自分で消してしまったんだろと思って適当に対応したが、何となく気になりネットで調べてみた。すると、Windws7 にはコンピューター保守という機能があり、デスクトップのショートカットが消えてしまうことが有ることが判明。
マイクロソフト サポート オンラインの回答
(一部名称が異なっていたのでWindows7 SP1に合わせて変更してあります。)
●現象
Windows 7 を実行しているコンピューターで、デスクトップ上に作成したショートカットが消えます。
●原因
これらのショートカットは、システム保守のトラブルシューティング ツールにより破損していると見なされ、削除されます。
システム保守のトラブルシューティング ツールは、オペレーティング システムの保守を毎週実行します。システム保守のトラブルシューティング ツールは問題を自動的に解決するか、アクション センターを通じて問題を報告します。デスクトップ上で 4 つを超える破損したショートカットが存在する場合、システム保守のトラブルシューティング ツールはデスクトップから破損したショートカットを自動的にすべて削除します。
●回避策
この問題を回避するには、以下のいずれかの方法を使用します。
・方法 1
デスクトップ上の破損したショートカットの数を 4 つ以下に維持します。
・方法 2
デスクトップ上に 4 つを超える破損したショートカットが必要である場合、システム保守のトラブルシューティング ツールを無効にする方法があります。
注: システム保守のトラブルシューティング ツールを無効にすると、これにより実行されるすべての保守タスクが無効になります。そのため、方法 1 を使用することをお勧めします。
システム保守のトラブルシューティング ツールを無効にするには、次の手順を実行します。
[スタート] ボタン元に戻す画像を拡大するをクリックし、[コントロール パネル] をクリックします。
[システムとセキュリティ] で [コンピューターの一般的な問題のトラブルシューティング] をクリックします。
左側のナビゲーション ウィンドウで [設定の変更] をクリックします。
[コンピューター保守] を [無効] に設定します。
XPにはデスクトップのクリーンアップという無用の長物があり、PCをセットアップする度に解除する手間がかかっていたが、Windows7にはそれが無くなって良かったと思っていたら、こんな所に伏兵が潜んでいた。プログラムへのショートカットはリンクが切れることはあまり無いだろうけど、サーバーへのショートカットなんて、ネットワークを経由しているので切れることが有るのは当然なのに(マイクロソフトもそれは認識している)、マイクロソフトは何でこんな面倒な機能を追加したんだろう。
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