対策1
PC自体はヒーターなので、終夜通電しておいたらどうなるか試してみた。
結果は駄目だった。
対策2
PCの3面を保温する保温カバーを住宅用発泡スチロールを材料にして作り被せた(材料費は合計で1,800円)。発泡スチロールの厚みは4cm。PC前面ファンの前は、空気流入量を制限するために、板を着脱可能にした。実は、これが後で役に立つ。
終夜通電中のPC内部の温度を測定・記録したいので、フリーソフトのHWMonitorをインストールした。記録はスクリーンキャプチャーソフトで1時間毎にHWMonitorの画面をキャプチャーすることで代用した。
最初は、空気流入量は制限せずにPC内部の温度を監視していたが、夜になり工場の室温が低下してくると、それに伴ってPC内部の温度が低下し始めた。このままでは摂氏10度を切りそうだったので、前面ファンの空気流入量を半分にしてみた。すると、PC内部の温度は上昇し始めた。上昇したからといって極端に上昇したわけではないので、そのまま監視を続けた。
翌日、夜中の温度の変化を確認したら、6時半頃に室温は最低温度の摂氏3度を記録し、その後は時間が経つに連れて室温は少しずつ上昇し始めていた。
6時半のPC内部の温度
室温は摂氏3度。しかし、マザーボードの温度は摂氏15度。HDDの温度は摂氏12度。これならばPCの動作保証温度内だ。早速、FDに書き込みをしたらばっちり。FDDは正常に動作した。
でも、現場の職長からかっこ悪いと言われてしまった。これでもきれいに作ろうと努力したんだけどねぇ。4cmの厚みの発泡スチロールを垂直に切断するのって結構難しい。