開発中の業務用アプリで、Excelブックからデータを取り込みたいのだが、JET OLE DB プロバイダーを使って読み込むと、取りこぼしが発生することが判明。
マイクロソフトの技術資料によると、「従来のデータベースとは異なり、Excel テーブルの列に直接データ型を指定する方法はありません。OLE DB プロバイダが列内の 8 行をスキャンして、そのフィールドのデータ型を推測します。」とある。
例えば、ある列でデータの先頭から8行目までは空白セルが続き、その後に数値が入っているセルが出現すると(例えば9行目)、その数値が無視されてしまう。つまり、空白セルと同じ扱いになってしまう。
試行錯誤した結果、書式に数値を指定しておけば、推測の結果が数値となり、そのデータは正しく取り込まれることが分かった。
推測に使用する行数は拡張プロパティのMAXSCANROWSを指定する事により、最大で16行まで指定できるが、1~16行目迄は空白で、17行目に1が入っていると17行目は空白になってしまう。
一番の解決策は、Excelテーブルの列に直接データ型を指定出来る事なのに、マイクロソフトは何故そう出来るようにしてくれないのだろう。
結局、VBA(Visual Basic for Applications)でマクロを作って、それをVB.NET側から起動する事にしたのだが、そのVBAマクロがアドインだと、VB.NET側から起動する事が出来ない。回避策はマイクロソフトが公開しているが、それについての動作は保証していない。これで業務ソフトを作らなければならないなんて。。。
まったく、何でこんな不便な仕組みを作っているんだろう、マイクロソフトは。
やった~。
返信削除アドインをVB.NETから起動できた。
女子十二楽坊を聴きながらやっていたら出来た。
'エクセルアプリケーションのインスタンス(oExcel)を生成し、それに対してアドイン情報を更新する。
oExcel.AddIns("アドイン名").Installed = False
oExcel.AddIns("アドイン名").Installed = True
Excel.ApplicationClassのインスタンスに対して、ADDINを一旦外して再度登録することがポイントみたい。
あ~、マイクロソフトの技術資料とは違うけど、この方がスッキリしていて良い。
参照元はこちら
http://vsug.jp/tabid/63/forumid/44/postid/5734/scope/posts/Default.aspx